トヨタ・ヴォクシー(2004年)
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「トヨタ ヴォクシー」の施工事例です。
今回は以下の施工を行わせていただきました。
◆リボルトプロ
◆ホィールコーティング
◆窓ガラス撥水加工
◆無塗装部パーツコーティング
2004年式のトヨタ・ヴォクシーのオーナー様が松戸市からいらっしゃいました。
17年の経年車でさらにオーナー様がマフラー、エアロパーツ、アクセサリーさらに室内には大型ウーファーが設置され、いろいろとカスタマイズをされていました。2004年当時は反町隆史がイメージキャラクターをしていてかっこいい父親が乗る車のイメージがあったと思います。
オーナー様は当初はこれらのカスタマイズのやり方で分かる通り、車に十分なお金を掛けて大切にされていたそうですが、最近ではご家族が増えあまりお車にはお金を掛けれなくなったそうです。
以前、車検の時にヘッドライトに貼ってあったスモークが剥がされてしまいそれがそのまま、ボディは雨染みなどの汚れが付着し輝きがもはやない状態。アクセサリーも経年劣化をしあまりかっこいいものとは言えません。
そんなオーナー様はお子様たちが成長をしてきたことで、最近は車に手をかけられるようになってきたとのことです。そこで家族との思い出が詰まっている愛着のあるヴォクシーをきれいにしようとお考えになったそうです。
新車や比較的経年の浅いお車は、車種と保管方法をお聞きすれば、おおよその作業内容が確定することができるため見積も簡単なのですが、17年経過したお車となれば新車のような状態にすることは現実的ではなく、また経年劣化したアクセサリーなどは磨くのではなく除去するという選択肢もあるため、当店ではお打合せをさせていただいております。
クリア層を超え塗装層にまで達しているキズやウォータースポットは除去できないことをご説明しました。その上で以下の方針を決定しました。
・できるかぎりの下地処理
・ヘッドライトのくすみを除去
・古いアクセサリーの除去
・カウルトップの黒樹脂復活
ヘッドライトのくすみ除去や古いアクセサリー除去については、リボルトプロの経年車追加作業に含めることにしました。
施工したサービス内容の一部を紹介します。
1.洗車
長年に蓄積された汚れも刷毛やスポンジにより除去します(ドア付近)。
2.下地処理
マスキングをした上で、下地処理の研磨を行いました。
下地処理を行う前は、雨染みや花粉染みを始め、小さなキズが多くある状態でしたが、複数回にわたる研磨の末、元の輝きを取り戻すことはできました(経年車に万能というわけではなく深いキズやウォータースポットはどうしても残ります)。
エンブレムもエンブレム自体が劣化しない限り磨き上げます(VOXYの「O」付近)。
3.窓ガラス撥水加工
下地処理も含むため、蓄積された雨染みや汚れも除去することができます。
撥水効果はこちら。
4.無塗装部パーツコーティング
17年もの経年は、無塗装樹脂パーツが酸化劣化し白っぽくなってきます。
この部分の酸化劣化することを防ぎ、長期間(数年間)しっとりとした黒い艶を維持できます。
5.ヘッドライトコーティング
17年経過したヘッドライトに発生した、黄ばみやくもりは大幅に改善することができます。
(ヘッドライトの深層に発生したクラック状のキズや汚れは除去することはできません)
また、この程度のヘッドライトコーティングは、リボルトプロの標準コースに含まれます。
ご入庫の際、オーナー様は「どうせ古い車なので思いっきりやっちゃってください。」とおっしゃってくださいましたので、攻めの施工をさせていただきました。
オーナー様には、数年以内に新しい車のご購入の計画があるとのことでしたが、私たちスタッフは「ヴォクシーをきれいにしてその計画を阻止してやろうぜ!」などと企んで施工を行っておりました。
オーナー様には、「かなり古い車で、しかも洗車をせず預けた車があんなにキレイになると思っておらず、衝撃をうけました!」とお声をいただきました。私たちスタッフはお客様の驚きのリアクションが、最も大きな励みになります。
このたびは、ご用命をいただきありがとうございました。