フェラーリ・400i(1985年)
船橋市からのお客様「フェラーリ・400i(1985年)」の施工事例です。
分かりやすいように動画にもまとめました。もしよろしければご覧くださいませ。
今回は以下の施工を行わせていただきました。
◆リボルトプロ・エクストリーム
◆ホイールコーティング
◆窓ガラス撥水加工
◆部分コーティング(カウルトップ、ワイパー)
2021年にリボルト松戸がオープンしましたが、フェラーリのご入庫は初めてです。また最近のモデルではなく1985年式の「400i」というモデルです。400iの意味は、1シリンダあたりの排気量が400cc、iはインジェクションの頭文字だそうです。512BBやデイトナなどこのころのフェラーリの最上位モデルと同様の12気筒エンジンなので総排気量は約5ℓあります。
ミッドシップのスーパーカーとは異なり4人乗りのクーペで生活圏で乗る車です。デザインは「ピニンファリーナ」で、どこ方向から見ても洗練されたモデルであることは間違いありません。
400iは17年間も販売されていたロングセラーモデルですが、今回のオーナー様のものは1985年式で40年近く経年しているため塗装が弱くなっている箇所がありました。
リボルトでは、例え新車であってもガラスコーティングの前に高度な下地処理(Revolt Adjust System)を行います。下地処理は全工程の70%以上を占め、見た目はもちろんコーティング剤の定着も良くします。
※クリア層を不必要に削るようなことはいたしません。
通常は下地処理(研磨)を行う場合はマスキングテープで養生をするのですが、マスキングテープも塗装の負担になることを懸念し、マスキングテープは使わず必要であれば手作業による研磨を行いました。
下地処理の効果を一部ご覧いただきます。
【ボンネット(ワイパー下部)】
雨染みはそれほど多くなかったのですが、細かいキズが多くありました。ワイパーが取り付いている箇所も塗装されていますが、ポリッシャーが使えず手作業にて研磨を行いました。
【ボンネット(エアインテイク上部)】
ボンネットの中でも中央部のため、最もキズが目立ちやすい箇所です。広い場所はポリッシャーを使いますが、エアインテイクのルーバー部分は手作業にて研磨を行いました。
【ヘッドライト】
ヘッドライトは触れることが多いためか、洗車キズのような円状の細かいキズがありました。下地処理にてできる限り除去しました。
【ドア】
ドアは、触れる機会が多いためキズが入りやすい箇所の一つです。下地処理にてキズを除去しガラスコーティングを行うことにより、キズがつきにくくする効果があります。
【ルーフ(後部)】
ルーフの後部(角)のキズも除去しました。
【ルーフ(サイド)】
ルーフもドア近くはキズが多くある箇所の一つです。
【ホイール】
深いキズは除去できませんが、汚れはケミカル剤による洗浄、手作業による研磨で、下地を整えます。
ボディコーティングについては、リボルトグループで新リリースしたコーティングメニュー最上位の「リボルトプロ・エクストリーム」です。「リボルトプロ・エクストリーム」は、リボルトプロの性能はそのままに「耐スリ傷」「撥水性能」「汚れ軽減」「被膜定着」などが強化されています。
コーティング被膜は(1)ベースコート、(2)トップコート、(3)オーバートップコートからなる強固な3層コーティング被膜を実現しております。コーティング被膜は低分子化された、確実に固まる完全硬化型コーティングとなります。ちなみに被膜の硬度は8Hですが、ボディ表面のたわみにも追従し、ヒビ割れクラックを防ぐ、硬さ・しなやかさの両方を備えた理想的な硬度となります。
ガラスコーティングは艶、輝きをさらに一段増す効果があります。加えて保護力、防汚力のアップにより、この状態をより長く維持することを狙いとしています。コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮、濡れたような艶、防汚効果に優れています。またトップコートには紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。
このたびは、リボルト・プロ エクストリームのご用命をいただきましてありがとうございました。
- 施工時期:
- 2023年6月
- 施工内容:
- リボルトプロ・エクストリーム車 ガラスコーティング部分コーティングホイールコーティング窓ガラス撥水加工