GALLERY 施工ギャラリー

2023.11.16

ポルシェ・911カレラ(2018年)

鎌ヶ谷市からのお客さま

「ポルシェ・911カレラ(2018年)」の施工事例です。

 

今回は以下の施工を行わせていただきました。
◆リボルトプロ・エクストリーム
◆ホイールコーティング
◆窓ガラス撥水加工
◆部分コーティング
◆板金塗装修理

 

 

ポルシェ911 カレラ(型式991)は、2011年にデビューし、ポルシェのスポーツカーの中でも特に印象的なモデルの一つです。911はポルシェでもその歴史は何十年にわたりスポーツカーの頂点を示してきました。991型は、911シリーズの中でも7代目にあたります。その後期モデルなので機能なども含めて洗練されているのではないでしょうか。
このモデルの最大の魅力は、その優れたパフォーマンスにあります。搭載された直列6気筒エンジンは、高い出力と素早いレスポンスを提供し、ドライバーに非常にエキサイティングな運転体験をもたらすようです。特に今回のオーナー様のカレラSでは、3.8リッターエンジン、またブレーキは高額オプションで知られるPCCB(Porsche Ceramic Composite Brake)なので、効きはもちろんブレーキダストがほとんど出ないという代物です。ボディカラーは今時のアースカラーのグレーでポルシェの象徴的なモデルで本当にカッコいいです。
オーナー様は、実は店舗から歩いて行けるくらいの距離にお住まいでいらっしゃり、新しくご自宅を建てビルトインガレージを完備されたタイミングでご用命いただきました。もっとも気にされているのは、ヘッドライトの表面のクラックとのことでしたが、この時期(2018年)の欧州車は共通するかのようにこの現象が発生するようです。部品を交換するのも高額ですのでご相談をいただきました。
当店でもヘッドライトの部分コーティングは行っておりますが、ここまでクラックが深く入ると研磨に時間が掛かったり、もともとのヘッドライトのクリアを剥がす場合それに代わる施工が必要であるため当店では取り扱うことはできませんでした。今回は提携する板金工場のご協力により、しっかりと研磨をした後に、ウレタン系のヘッドライト用のクリア塗装をしています。

 

ボディを養生して研磨を行います。

20231116porsche-carrera_hl001.jpg

 

3桁番の粗いサンドペーパーから研磨を行います。

20231116porsche-carrera_hl002.jpg

 

4桁番の細かいサンドペーパーから研磨を行います。
※サンドペーパーは2種類だけではなく、磨きキズを残さないよう複数工程あります。

20231116porsche-carrera_hl003.jpg

 

コンパウンドにて表面を整えます。

20231116porsche-carrera_hl004.jpg

 

ボディを養生しクリア塗装を行います。

20231116porsche-carrera_hl005.jpg

 

ガラスコーティングを行います(完成)

20231116porsche-carrera_hl006.jpg

 

以上、ヘッドライトコーティングの施工順に紹介をさせていただきました。実際には最初にヘッドライトの塗装まで行い、その後は当店にて通常のガラスコーティング工程に入ります。当たり前ではありますが、2018年式となるとキズや雨染みなどが多くありました。リボルトでは経年車はもちろん新車であっても、ガラスコーティングの前に、高度な下地処理(Revolt Adjust System)を行います。コーティングの前にできる限りのキズや汚れを除去し見た目はもちろんのことですが、ガラスコーティング剤の定着を良くします。

 

【ボンネット】
ポルシェの特徴である広いボンネットはその曲線が美しくポルシェを象徴していると言っても過言ではないと思います。そのためにもキズやシミをよく観察しながら研磨をしていきます。

20231116porsche-carrera_bon_b.jpg

 

20231116porsche-carrera_bon_a.jpg

 

20231116porsche-carrera_bon2_b.jpg

 

20231116porsche-carrera_bon2_a.jpg

 

・ワイパー周辺

20231116porsche-carrera_wp_b.jpg

 

20231116porsche-carrera_wp_a.jpg

 

【エンブレム周辺】
エンブレム周辺も下地処理を行うことでエンブレムが引き立って見えるようになります。

20231116porsche-carrera_emb_b.jpg

 

20231116porsche-carrera_emb_a.jpg

 

【リアグリル周辺】
ピアノブラック主旨や未塗装樹脂がありますが、同様に下地処理を行います。未塗装樹脂部については、磨くと艶が出てしまうため研磨はできず、ケミカル剤で複数回洗浄を行って仕上げます。ガラスコーティングをすることにより白くなっていた箇所も元のように黒くすることができます。

20231116porsche-carrera_rat_b.jpg

 

20231116porsche-carrera_rat_a.jpg

 

【テールランプ】
テールランプは樹脂製のためキズが付きやすい箇所のひとつです。こういったキズを除去することにより経年感を取ることができます。

20231116porsche-carrera_tail_b.jpg

 

20231116porsche-carrera_tail_a.jpg

 

【サイドミラー(未塗装樹脂部)】
未塗装樹脂については研磨をすると艶が出るため、ケミカル剤で洗浄します。

20231116porsche-carrera_dm_b.jpg

 

20231116porsche-carrera_dm_a.jpg

 

【リアウィンドウ】
頑固な雨染みをできる限り除去しました。リボルトではガラス用のコンパウンドで研磨を行うことにより、うろこ染みなどのミネラルが固形化したものを除去します。

20231116porsche-carrera_rw_b.jpg

 

20231116porsche-carrera_rw_a.jpg

 

「リボルトプロ・エクストリーム」は、リボルトプロの性能はそのままに「耐スリ傷」「撥水性能」「汚れ軽減」「被膜定着」などが強化されています。
コーティング被膜は(1)ベースコート、(2)トップコート、(3)オーバートップコートからなる強固な3層コーティング被膜を実現しております。コーティング被膜は低分子化された、確実に固まる完全硬化型コーティングとなります。

20231116porsche-carrera006.jpg

 

ガラスコーティングは艶、輝きをさらに一段増す効果があります。加えて保護力、防汚力のアップにより、この状態をより長く維持することを狙いとしています。コーティング剤は当グループオリジナルの低分子・完全硬化型100%ガラス濃度のコーティング剤となっており、硬化時間の短縮、濡れたような艶、防汚効果に優れています。またトップコートには紫外線軽減(UVカット)機能が加わり紫外線からもボディを守ります。ちなみに被膜の硬度は8Hですが、ボディ表面のたわみにも追従し、ヒビ割れクラックを防ぐ、硬さ・しなやかさの両方を備えた理想的な硬度となります。

20231116porsche-carrera013.jpg

 

このたびは、リボルトプロ・エクストリームのご用命をいただきましてありがとうございました。
オーナー様からは、
「丁寧な施工で見えないところも綺麗に仕上げていただき感謝しています。経年車ですがシミ、小傷もなく施工技術が高いと感じました。」
というお声をいただきました。私たちスタッフはお客様のリアクションが、大きな励みになります。

 

お見積もり、お問い合わせ、ご質問はこちらからお願いいたします

 

SHOP INFO リボルト松戸店

リボルト松戸画像